LISTEN SEOUL
さまざまな要素を含んだソウルの音楽シーンは、鮮やかなタペストリーを織りなしています。
心地よい冬の夜、sogummはこの街で、LS60 WirelessとKC92のサウンドによって、私たちをミステリアスで夢のような世界へと連れて行ってくれました。
急成長するソウルの音楽シーンにおける唯一無二の逸材として、ソロアーティストであり、Balming Tigerのメンバーでもある彼女は、故郷でよく見られる洗練されたポップに代わる音楽を提供しています。Listen Seoulのためだけに厳選した独占トラックリストで瞑想的な旅をする彼女に身を委ねてください。
sogumm、オルタナティブK-POPのスター
2018年、sogummがソウルの独立音楽シーンに登場すると発表されて以来、彼女は変化を遂げてきました。
ソウルを活動拠点とするこのシンガーソングライターは、ソロアーティストとして、そして音楽集団Balming Tigerのメンバーとして、トレンドよりも本物を選ぶことで、オルタナティブK-POPシーンにおける独自の居場所を築いてきたのです。
sogummの芸術性を定義し、異彩を放つ音楽アイデンティティを形作るサウンドを見つけましょう。
プレイした曲
sogummは、それぞれの楽曲がどのように彼女の独特なサウンドとストーリーテリングを形成したかについて語り、LS60 WirelessとKC92のためだけに厳選した独占トラックリストの瞑想的な旅に観客を導きました。
Sound of Lifeの彼女のプレイリストとリスニングノートをお聴きください
グレゴリオ・アレグリ、ピーター・フィリップス、タリス・スコラーズ ‐ 『ALLEGRI (ROBERTS): MISERERE (OMITTING VERSES 7-18)』
「この曲は、罪を懺悔した後に慈悲を求めることについて書いたものです。これは、楽譜を外部へ持ち出すことを禁じられていたため、バチカン市国にあるシスティナ礼拝堂でのみ演奏されたもので、希少で神秘的な作曲であると考えられていました。この曲を聴くと、まるですべての罪が洗い流されるようです。」
NASAボイジャーのゴールデンレコード - 『THE SOUNDS OF EARTH』
「NASAが1977年に打ち上げたボイジャー1、2探査機に搭載された、ボイジャーのゴールデンレコードのトラックです。このレコードを見つけるかもしれない地球外生命体や将来の発見者のために、地球に対する理解をもたらすために作成されました。将来、ぜひとも宇宙人のためのプロジェクトに取り組みたいと思います。」
ロバート・スティルマン - 『PORTAL 1』
「2年前のツアー中、ロンドンのブリック・レーンにあるレコード店で見つけたアルバムに、この曲が入っていました。その年はずっと、これを何度も何度も聴いていました。優しいエレクトロニックサウンドに身も心も癒され、まるで瞑想しているような気分になりました。2023年、この曲は私を癒してくれました。」
TÉLÉPOPMUSIK - 『YESTERDAY WAS A LIE (FEAT.ANGELA MCCLUSKEY)』
「目を閉じてこの歌を聴くと、映画のシーンのように、研究室に横たわっている人のストーリーを想像することができます。終盤で聞こえてくる機械的なサウンドは、過去の悲しみを消してくれるように感じるので、辛いことがあったときはよくこの曲をかけています。」
sione & 湯川潮音 - 『Birds』
「これはアーティストが最初から最後まで鳥のさえずりをまねた曲で、歌詞がありません。だからこそ、より深く感情を感じられるのだと思います。いつか鳥たちと会話してみたいです。」
注目のセッション：sogumm
Listen Seoul当日の朝、レトロなオーディオ機器を扱う店であり、sogummが本当の自分らしさを感じられる空間であるLemon Seoulで、彼女と対談しました。彼女は私たちに、自身の創造性の起源や最終的に「純粋に自分のためのもの」をつくるようになった経緯について語ってくれました。
