KEF 最新のフラッグシップ・フロアスタンド型スピーカー「BLADE」 そしてパイオニア・モデル 「THE REFERENCE」を発表

KEF は、先駆的なプロダクトレンジであるBladeThe Reference両シリーズにおいて、最新モデルを発表いたします。この2つのシリーズは、音響を重視した革新と設計により、より正確でリアルなサウンド再生を実現できることを実証しています。KEFはその優れた音質によって定義づけられ、優れたリスニング体験を提供することを約束しています。 

Bladeは、究極のリスニング体験で人々を喜ばせるという画期的なコンセプトを基に設計されています。また、The Referenceシリーズのすべてのスピーカーは、ラボで管理されている基準値と0.5dB以内の誤差しかありません。そのため、この名前が付けられました。最新のBladeフロアスタンド型スピーカーと最新のThe Referenceスピーカーの両シリーズにおいて、Metamaterial Absorption Technology(MAT™)の追加を含む多くのイノベーションが盛り込まれています。

絶妙なセンスとオーディオ体験に深い愛着を持ち、大胆なイノベーターたちにとって、Bladeは当然の選択です。何よりもまず、そのサウンドが印象的です。その品質は並外れたものです。デザインは、こだわる人々のために、冒険的な感性を備えています。このスピーカーは、オーディオマニア向けの芸術品としてご自宅で堂々とその存在感を示すでしょう。

優れたサウンドという贅沢を日常で味わい続けたい、そこに価値を見出すサウンド通は、The Referenceを選ぶでしょう。お気に入りのあの曲のノスタルジーを、The Referenceが際立たせます。The Referenceシリーズは、3ウェイ・フロアスタンド型スピーカー2モデル、3ウェイ・ブックシェルフ型スピーカー1モデル、LCR(左-センター-右)スピーカーとして使用できる3ウェイ・センタースピーカー2モデルで構成されています。一生の思い出になるようなエレガントなサウンド、そして末長くお楽しみいただけるスピーカーです。

設計・デザイン

KEFは、技術面でのリーダーシップと革新力を誇りとしています。BladeとThe Referenceシリーズのすべてのスピーカーは、英国ケント州メイドストーンにおいて、KEFの熟練した職人によって手作りで製造されています。そこに、その品質の高さを感じさせます。これらのスピーカーは、音響的に卓越していることのみならず、見た目も魅力的に設計されており、各スピーカーはKEFのもつ高い基準で丹念に製造されています。

Bladeの彫刻的なデザインは、音響学に基づくものです。トップからボトム、そしてフロントからリアへと優雅にテーパーを描く丸みを帯びたフォルムは、サウンドの透明度を損なうような不連続面を一切持ちません。超高密度ポリウレタン複合材で作られた、サウンドに影響を与えないキャビネットの複雑な放物線カーブは、サウンドを不透明にする定在波を排除するために巧妙に設計されています。

この素晴らしいスピーカーは、搭載された技術の洗練さを主張するため、5種類のキャビネット仕上げと6種類のドライバーコーンカラーをブレンドした8種類の仕上げから選択できます。さらに、スピーカーキャビネットのカラースキームのカスタマイズも可能です。お好みのカラーセットで、ユニークなBladeを作ることができます。 

The Referenceのすべてのキャビネットは有限要素解析により、側面からの二次放射を最小化するための理想的な形状とブレーシング形状を採用、わずかな振動を熱に変えるために制振材を用いた拘束層減衰素材が適用されています。

さらに、熟練した技術を採用したキャビネットは、豪華なハイグロスやペアマッチのリッチなウッドで仕上げられ、回折効果による異常を排除するために設計された印象的で特徴的なフロントバッフルを引き立たせています。仕上げは、3種類のキャビネット仕上げと5種類のドライブユニットカラーの組み合わせで、5種類をご用意しております。

サテンウォールナット/シルバー、ハイグロスホワイト/ブルー、ハイグロスホワイト/シャンパン、ハイグロスブラック/グレー、ハイグロスブラック/コッパーの5種類です。

技術

BladeはKEFの姿勢そのもの、The ReferenceはKEFを象徴するモデルです。そのため、BladeとThe Referenceの最新バージョンは、KEFの最新の音響技術革新を採用しています。Metamaterial Absorption Technology (MAT™)、特注の第12世代Uni-Q®ドライバー、その他多くの改良が施されています。

MAT™はKEFの音響機器において真に革命的な技術であり、それぞれの複雑な迷路の様な構造が、ノイズを99%効率的に吸収します。その結果、歪みがなくなり、よりピュアで自然な音響性能を提供することができるのです。

Acoustic Metamaterials Groupとの共同開発の結果、MAT™はスピーカ設計に全く新しい境地をもたらし、リスニング体験を向上させるための新技術開発に対するKEFの絶え間ない情熱を再び証明することになりました。メタマテリアルとは、既存の材料を用いて、自然界に存在しない新しく望ましい特性を発揮するように特別に開発された構造体のことです。

Blade及びThe Reference に搭載されたMAT™搭載の第12世代Uni-Q®ドライバーは、この類まれなスピーカーが全域で最大限の性能を発揮するように設計された専用設計ドライバーです。数十年にわたるKEFのテクノロジーの蓄積と、最先端のシミュレーション・解析ツールの応用から生まれました。この特別なドライバーが、KEFのフラッグシップ・スピーカーのピュアなパフォーマンスを生み出しています。最先端のUni-Q®ドライバーは、音量に関係なく、常に美しく、明瞭で叙情的な高音を再生することが可能です。 超低歪の新設計ミッドレンジボイスコイルは、中域の高調波歪を下げ、熱圧縮を低減し、効率を向上させました。

Bladeの心臓部には“Single Apparent Source Technology”が搭載されています。点音源スピーカーテクノロジーは、KEFの特徴的なサウンドの構成要素であるUni-Q®ドライバーを拡張したものです。この技術は、低域、中域、高域がひとつの点から放射される点音源の音響的理想を達成することを目的としています。これにより、Bladeはすべての可聴周波数帯域で驚くほど位相と振幅が整っており、聴こえるものはよりリアルで没入感のあるものになります。

The Referenceのミッドレンジホーンやサラウンドの輪郭はすべてコンピュータで最適化され、キャビネットへの移行がスムーズに行われるようになっています。KEFの特許であるタンジェリンウェーブガイドテクノロジーは、自然の音場と均一な広がりを再現するために空気の流れを管理し、驚くほど純粋な高域のイメージングを部屋全体に分散させることができます。

BladeおよびThe Referenceに向けたこれらの技術革新と開発の結果、MAT™搭載第12世代Uni-Q®ドライバーは、従来にない透明感と生命感にあふれたサウンドを提供します。

革新的なサウンド

Bladeの4つの強力なベント型ベースドライバーは、MAT™搭載第12世代Uni-Q®ドライバーと完璧に統合され、クリーンで大きく伸びる、クリアにコントロールされた低音サウンドを実現します。Bladeのオリジナルコンセプトに基づき、ボイスコイルを振動板から切り離すことで、低次のクロスオーバーを使用することができ、より純粋でシルキーな低音域レスポンスを実現しています。大音量で演奏したときにキャビネットが励起しないように、これらのドライバーは背中合わせにマウントされ、出力に影響を与える運動エネルギーを打ち消すようになっています。

最新のBladeは、クロスオーバーの設計が強化され、信号経路を微調整し最高の透明度を実現します。さらに、オーディオマニア品質のWBT社製コネクターにより、バイワイヤリングまたはバイアンプによるロスレス伝送が可能です。

より正確な原音再生を追求するために革新を続けるという哲学のもと、Bladeは画期的なコンセプトを完成させ、究極のリスニング体験でリスナーに喜びを提供することを目指しています。

The Referenceにおいては、高域と中域における特色のみならず、クリーンで豊かな、非常に明瞭な低音再生も実現します。スマートなエンジニアリングと設計細部への細心の注意により、低音はピュアな中音域と高音域のレスポンスとシームレスに融合します。

The Referenceのベース・ドライバーは、巨大なベント付きマグネット・アセンブリ、大型アルミニウム・ボイスコイル、非常に軽量で剛性の高い合金コーンを採用しています。これらすべての技術の結果として、優れた音量、ダイナミクス、パワーハンドリングが可能となっているのです。 

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