リビングのTVをハイクラス・オーディオにアップグレード
HDMI対応スピーカーLSX IIシリーズ
昨今、大型液晶TVの薄型化、高画質化は目覚ましいものがあります。しかし、それに反してTVに内蔵されたスピーカーは、構造上良い音で再生することが難しくなっています。
そこで使いたいのが音楽試聴専用設計のHiFiスピーカー。スピーカーを別途導入することでTV内臓スピーカーでは考えられない高音質なサウンドに変化、大画面、高精細な映像と合わせた極上のエンターテイメント空間が実現します。
今回ピックアップしたスピーカーは、初心者にもおすすめなKEF LSX II LT。
LSX II LTは、アンプ内蔵のワイヤレススピーカー。ご自宅にWiFi環境があれば接続して簡単にお楽しみいただけます。
豊富な入力端子の中でもHDMI端子を備えているため、TVとの接続や操作がとても簡単。TV本体のARC対応HDMI端子とスピーカーをHDMI ケーブルで繋ぎ設定すれば、それだけでTVの電源オン・オフやボリューム調整など、簡単に同期できるようになります。
上の画像は、TVの後ろ側のHDMIの出力端子部分。
HDMI 出力端子のうち、「eARC/ARC」と記載された端子に接続します。
※この出力端子が付いていないTVもあるので、まずはご自身のTVにHDMIの出力端子(「eARC/ARC」用)が付いているかどうか確認しましょう。
上の画像はスピーカーLSX II LTの後ろの部分。
「TV」と記載のある端子にHDMIケーブルを差し込みます。
サブスク動画配信サービス(Netflix)を立ち上げて、早速LSX II LTを使用してみました。
まず最初にアクション映画を見てみました。TV本体の内蔵スピーカーと比べると以下の点が大きく改善されています
- セリフ、効果音の明瞭度が上がり、小音量でもバランスが良い
- 大迫力のアクションシーンでは、TV内臓スピーカーとは比較にならない臨場感と音圧が感じられる
- 低音域もはっきりと聴こえ、迫力が段違い
続いては、音楽ライブを見てみましたが、こちらは相性抜群。
音楽用のスピーカーとしての性能を最大限に発揮できるため、以下の点が特におすすめです。
- 観客の熱狂、空間の広さが伝わる
- 音の広がり、解像度が全く違うので、あたかもその場にいるような没入体験ができる
最後にTV番組で野球中継も見てみました。
音楽ライブとも似た部分はありますが、以下の点が非常によかったポイントです。
- 会場のざわめきや生々しさが気分を盛り上げてくれる
- 打った瞬間の打球音がリアルでその場で観戦しているような気分になる
LSXⅡLTがこれほどまでに高音質である理由は何でしょうか?
通常、スピーカーは1つのアンプで2個のスピーカーを鳴らす仕組みになっているのですが、LSXⅡLTではなんと片側のスピーカーに2個のアンプが入っているのです。左右それぞれのスピーカーに高域用アンプと中低域用のアンプを内蔵し両側で合計4個のアンプで内蔵されています。従来ではオーディオマニアしか実現していなかった「モノラル・バイアンプ」の仕様が小さな筐体のみで実現しています。
また、KEFを語る上で欠かせない技術の1つであるUni-Q®テクノロジーも大きな特徴の1つです。
スピーカーのトゥイーターをベース/ミッドレンジコーンの音響中心部に配置することで、両者が単一の点音源として機能しています。その結果、範囲の限られた「スイートスポット」が広くなり、同じお部屋にいる多くの人が最高のサウンドを楽しむことが可能です。
LSX II LTは、HDMI ARCとUSB Type-C入力に対応しています。そのため、テレビだけでなく、ノートパソコンなどとの使い勝手が大変良く、また、Spotifyなどのストリーミングを通じて、スマートフォンで音楽を聴いたり、Bluetooth機能のあるレコードプレーヤーとの接続も可能なため、レコード試聴までもこれ1台で楽しめます。
また、カラーバリエーションが3色あり、お部屋のインテリアと合わせやすいのも特長。
LSX II LT
価格: 137,500円(税込)
上位グレードのLSXⅡでは、さらに電源が強化され左右独立電源となっているため、より高精細な音質と広大なサウンドステージを実現しています。6色のカラバリ展開に加え、上質なファブリックを使用した外装です。
LSX II
価格: 198,000円(税込)