LS50から新色登場：モス・グリーンとサンド・シェル

Hi-Fiスピーカーのリスナーであるなら誰もが、絶対的な精度で音を再生し、オリジナルの演奏と同じくらいピュアで自然な体験を生み出してほしいと願うものです。

しかし、同時にご家庭でのスピーカーの物理的な存在感も同じくらい重要です。

KEFでは、視覚的デザインと音響エンジニアリングは切り離せないものであると考えています。ラウドスピーカーの外観と材質は、サウンドを提供することで耳と目の両方に調和の取れたエクスペリエンスを生み出すものでなければなりません。

この確固たるデザイン哲学が、象徴的なLS50コレクションに2つの新色を発表するに至った原動力となっています。モス・グリーンとサンド・シェルは、単なる外観のアップデートではありません。KEFが掲げる「魂のこもったミニマリズム」というデザインテーマの延長であり、音響の完全性を損ねることなく、心身を癒やし、リラックスできる環境を望む声に応えた製品です。

LS50より新カラーが2色登場

モス・グリーン 

モス・グリーンは、バランスと回復を表すカラーです。自然界の静けさでありながら回復力のある美しさを捉え、森の深い静寂を反映しています。豊かでオーガニックな色彩は、自然の調和を感じるリスニング体験の基礎となる、穏やかで安定した雰囲気を作るため、デザインされました。 

屋外との深いつながりを育む色であり、自宅の中にリフレッシュ感と集中力をもたらします。モス・グリーンは、その控えめなエレガントさの中に、純粋なサウンドに対するKEFの取り組みを映し出しています。

サンド・シェル

サンド・シェルは、静かで永遠な感覚を思い起こさせます。のどかな海岸と温かみのある色あいで、必要最低限の構造と、快適さ、鮮明さ、落ち着きを表すニュートラルな色彩となっています。柔らかで落ち着きのある色調は、どんな生活空間にも馴染みます。 

その純正さと落ち着いたカラーであるサンド・シェルを選びました。シンプルながらも、注目に値する仕上がりになっています。LS50コレクションのピュアで没入感のあるサウンドに匹敵するビジュアルは、見た目と同様、静かなる自信を体現しています。

審美的に実感される、音響の卓越性

音響の卓越性に対する熱意は、あらゆる細部にまでこだわっていることを意味します。例えば、LS50の筐体の曲線を描いたバッフルは、​​​​​​​ Uni-Q^® ドライバーから出るサウンドが絶対的な純度で届けられるよう、非常に多くの時間を費やして開発されました。この形状は、デザインのためではなく、音響性能に関わります。

このこだわりが、Metamaterial Absorption Technology (MAT™)の開発につながりました。これは、スピーカー設計者たちが何十年にも渡って試行錯誤した、「内部ひずみ」という問題に対して出した答えでした。不要なサウンドを99％吸収する独特な迷路状の構造をつくることで、これまで不可能であった詳細なレベルとリアリズムを実現させました。驚くほどワイドでまとまりのあるサウンドステージを演出する第12世代Uni-Qドライバーとの完璧な連携は、テクノロジーによって音楽そのものを際立たせています。この最も先駆的なテクノロジーは、ようやく自宅に辿り着いたような感覚になるデザインに包まれています。