3ウェイスピーカーのメリットは？

オーディオ愛好家の皆様は、スピーカーシステムにおける「2ウェイ」と「3ウェイ」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。この違いには、一体どんな意味があるのでしょうか？

本ガイドでは、お客様が自分のニーズに合った最適なスピーカーを見つけるため、3ウェイスピーカーシステムの裏側にあるテクノロジーを深堀りし、このスピーカーが持つ利点を探っていきます。

2ウェイスピーカーと3ウェイスピーカーの違いはなんですか？

2ウェイスピーカーシステムは、低～中周波用（ウーファー）と高周波用（ツイーター）の2つのドライバーを利用しています。この設計は非常にバランスの取れたアプローチを代表するもので、性能と複雑さをうまく両立しています。

一方3ウェイスピーカーシステムは、超低音域周波の音を出す3つ目のドライバーを使って、中周波と低周波を分割しています。これによって中域ドライバーは、多くの音楽やボーカルにおいて中核をなす重要な中周波に重点を置かなくてもいいようになります。 

3ウェイスピーカーは周波数帯を3つの異なる周波数帯（低、中、高）に分けることで、それぞれのドライバーに特有の役割を最適化することができます。3ウェイスピーカーシステムの中には、セクションごとに追加のドライバーを使用しているものもあります。たとえば、さらに高い性能目標を達成するために複数のLFドライバーを使うことなどが挙げられます。

2ウェイスピーカーと3ウェイスピーカーのクロスオーバーポイントはいくつありますか？

2ウェイスピーカーと3ウェイスピーカーの設計における重要な違いの1つは、追加のクロスオーバーネットワークの使用です。3ウェイシステムでは、追加のクロスオーバーが入力されたオーディオ信号を3つの異なる周波数帯に分けますが、2ウェイシステムでは、その周波数帯が2つです。

追加のクロスオーバーセクションによって、3つのドライバーセクションのまとまった動作がより高度に制御されるだけでなく、それぞれのドライバーセクションで目標とする作動域の性能を最大限に引き上げることも可能になります。

2ウェイスピーカーよりも3ウェイスピーカーの方が優れているのでしょうか？

3ウェイラウドスピーカーシステムは、より高度な制御と最適化されたドライバー性能により、すべてのパフォーマンス領域でより高性能を発揮できます。2ウェイと比較すると、より引き締まったパワフルな低音、より広がりのある高音、そしてよりクリアな中音域と同時に、システム全体の歪みが低減されていることに気づくでしょう。

3ウェイデザイン専用のLFドライバーは、低周波の再生において、より優れた制御と最適化も可能にしています。独自の専用ドライバーのおかげで、より深く、インパクトの強い低音を、中～高周波に干渉されることなく実現しています。 

Q Concerto Metaで3ウェイスピーカーを体験

KEFはハイ・フィデリティ・オーディオに魅了され60年以上経っており、常に本物のサウンドを皆さまに提供したいと思っています。このことを常に念頭に置いて、製品設計をし、すべての音楽を愛する人に没入感あるオーディオ体験を届けています。 

Q Concerto Metaは、まさにそれらを実現させた作品であり、Qシリーズ初の3wayブックシェルフ型スピーカーです。クラシックな1969年のKEF Concertoのリバイバルモデルであり、プロフェッショナルでハイエンドなオーディオパフォーマンスをご自宅でお楽しみいただけます。

Q Concerto Metaは、The ReferenceやRシリーズなどの高性能な製品で用いられた最先端テクノロジーを組み入れることによって、音楽、ゲーム、TV、映画の鑑賞に、ありのままで没入感のあるサウンドをお届けします。 

3ウェイデザインは、すべてのニュアンスを完全に感じられる、まとまりのあるバランスの取れたサウンドステージを作り出します。また、革新的なメタマテリアル吸収技術と第12世代Uni-Qドライバーは、Q Concerto Metaの鮮やかさと本物感をより一層引き上げます。一新したクロスオーバーデザインは、できる限り最高な性能を発揮するため、1,000回以上の計測を行うことで、すべてのスピーカー部品の統合を完璧にしています。

お気に入りのアルバムに没頭するときも、最新の大ヒット映画を楽しむときも、Q Concerto Metaがディテールあるサウンドを実現します。今すぐQシリーズのラインナップをご覧ください。ご不明な点があれば、こちらにお問い合わせください。