サブウーファーとは?その役割は?
サブウーファーは、非常に低いオーディオ周波数帯域を再生するスピーカーです。それは、一般的なオーディオシステムに追加することにより、映画のスリルやアクションを引き出すことができる、特殊なオーディオ製品です。通常、力強い重低音を再生するためには大きなキャビネットサイズが必要で、サブウーファーサイズは大きくなりがち。しかしながら、もはやそれは必ずしもそうとは限らないのです。
サブウーファーの必要性
映画鑑賞用としてオーディオシステムを使う場合、サブウーファーは必ず欲しくなる機器です。しかし、たとえ音楽鑑賞用のシステムであっても、小さいスピーカーを用いている場合には、サブウーファーを追加することでより音楽を楽しむことができます。単に出力が大きい一定のベース音だけを再生するサブウーファーでは無く、それ以上の品質のサブウーファーであれば、深みのあるサウンド再生が可能です。特に映画の場合、そのサウンド効果に低音域の力は欠かせないので、高品質なサブウーファーが必要となります。
設置場所は?
サウンドシステムを組み上げる中で最も難しいのは、サブウーファーの適切な設置場所です。サブウーファーのサウンドが最適な場所を選ぶか、見た目が最適な場所を選ぶか、悩みますよね。見た目の最適さを優先されるケースが多い様ですが、せっかく新しいサブウーファーを購入したのに、そのサウンド効果が最大限発揮されないのは、残念なことです。低音は、部屋の壁や角、そして家具などによって、その音質に悪影響をもたらします。 KEFのサブウーファーは、壁際や部屋の角、キャビネット内などの配置場所によって低域出力を調整し、設置場所の問題を解決する精巧なイコライザーを搭載しています。 KEFのサブウーファーは、アパートやマンションへでの使用にも対応しているので、近所の方々に迷惑をかけずに重低音の魅力を実感することが可能です。KEFの革新的な技術により、高音質か見た目の最適さかで悩む必要がなくなったのです。
サブウーファーのサイズって関係あるの?
ほとんどの人は、サブウーファーは大きいものほど、音質が良いと思っていますが、それは必ずしもそうではありません。サブウーファーを選ぶにあたり、常にサイズ感を重要視するのではなく、デザインや製造のクオリティも同じくらい重要です。サブウーファーは、他のスピーカー同様、空気の振動によって低音を再生する ので、デザインやドライバー・パフォーマンスを重視すべきなのです。また、ご購入を検討される際に想定すべきことは、部屋のサイズに合ったものを選ぶことです。 平均的なサイズの家に住んでいる場合は、巨大なサブウーファーは必要ありません。20cmまたは25cmのドライバーであれば、あなたのスピーカーシステムと連動しながら、深い低音でお部屋を満たすことができます。なんと15cmほどの小ささのドライバーであったとしても、きちんと設計されたサブウーファーであれば、すべての映画や音楽ファンが聞きたい低音を再生することができるのです。 KEFの新しいKC62 は、サイズやパフォーマンスに妥協する必要がない商品です。Uni-Core技術(特許申請中)により、キャビネットサイズを3分の1以上縮小しながらも、正確な低音を実現しています。
サブウーファーをスピーカーに接続するには?
サブウーファーの接続は非常に簡単です。お使いのアンプやレシーバーの LFE 出力端子か、その出力端子が無ければ、プリアンプ出力端子を使用します。LFEは、低域効果音のみ保有します。もしレシーバーに LFE 出力やプリアンプ出力がない場合、アンプのスピーカー出力と、サブウーファーのハイレベル入力とを接続するだけです。サブウーファーの接続方法の詳細については、サブウーファーのユーザーマニュアルを参照してください。
LS50 Wireless IIへの接続について
LS50 Wireless II を使用すると、サブウーファーの接続がさらに簡単になります。RCAケーブルをLS50 Wireless IIのSUB出力に接続するだけです。SUB出力端子は、プライマリースピーカーとセカンダリースピーカー両方にあり、非常に便利です。LS50 Wireless IIにサブウーファーを接続すると、KEF Connectアプリからサブウーファーのボリュームとクロスオーバーをコントロールできます。
サブウーファーは、音楽鑑賞用ないしは映画鑑賞用いずれのサウンドシステムをも充実させることができます。しかも、使いやすく高いパフォーマンスを発揮する様に設計された高品質製品であれば、セットアップはそこまで難しくはありません。